元々プログラミングに興味があったわけではなく、大学時代に「AIが将棋の名人を破った」というニュースを見て、その時にプログラミングという概念を知りました。AIに限らず、そのような高度なものが人の手で作られていることを知って衝撃を受け「自分でも何かを作ってみたい」という気持ちに駆られました。でも、どこから何を始めたらいいかわからない。思い切って、インターンを募集していたWeb開発系の会社に申し込んで、知識は無いけどやってみたい!と熱意を伝えて採用してもらいました。それがプログラミングやWeb技術に触れ始めたきっかけです。
毎日新しい知識を学べる日々はとても面白く、Web開発技術はもちろん、色んなソフトウェア技術の広大さと奥深さを知り、どんどんプログラミングに夢中になっていきました。そこまで興味が無かった大学の勉強も、プログラミングやソフトウェアと関連が強い計量経済学や統計学を学ぶことで自然に楽しいと思えるようになるほどでした。
とにかく技術と知識を身につけ、経験を積んだ1年半。今度は「学ばせてもらう」ではなく「働いて役に立てる」場所に身を置きたくてアルバイト先を探していたところ、大学の先輩が就活で使っていたOpenWorkを思い出しました。実際に使ってみて、UXの良さや情報の質の高さを実感していましたし、誠実な情報によって仕事選びの意思決定を支援し、働きがいをもって働く人を増やしたい、という想いが伝わるプロダクトだと感じていました。多くの人が利用するサービスの開発に携わることで自分自身のエンジニアとしての成長にも繋がると思い、学生アルバイトに応募したんです。