将来は雑誌づくりを、と大学ではマスコミ系の学科に進学したものの、紆余曲折あって就職はSIerへ。会計システムの開発運用業務に携わりました。ただ、開発現場では会計や経営の実態がどうしても見えづらかった。設計書やパラメータ設定からはビジネスの本丸には近づけない、と意を決してリクルートグループの経理担当部門に転職。グループ会社の経理を手掛ける仕事に就き、ここで経理経験を7年半ほど積みました。
そこは文字通り実務のスキルが磨ける環境でした。ただ“経理担当業務”から抜け出すことはなく、大きな会社なので経理業務のAからZまで一気通貫できるわけでもなかった。自分のネクストキャリアを考えるとそろそろかなと思い、転職を決意しました。
もっと経営に関わっていきたいという気持ちが強かったので、転職先は社員が数十名、一人目の経理を募集しているベンチャーを中心に探すことに。そこで出会ったのがオープンワークです。実際に使ったこともあるし、ユーザーからの必要性も高いユニークなサービスだと感じていました。事業状況を見るとこれから伸ばしていく事業があり、いい意味で先が見えていない点にも好感が持てた。そして経理一人目の募集。これだ、と思って応募したのを覚えています。