転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:大澤 陽樹)は、2025年卒業予定の学生ユーザー数が過去最多の310,421人(2025年1月20日時点)となったことを発表します。卒業年ごとの学生ユーザー数が30万人を超えるのは初めてです。25卒の就活生は約45.5万人※1とされていることから、就活生の「約3人に2人」以上がOpenWorkに登録している計算となります。
■就活生のOpenWork活用法 1位は「年収情報を企業選びの参考に」
25年卒の大卒求人倍率(大卒求職者に対する求人数の割合)は1.75倍※2、3年連続で上昇し、求人総数が就職希望者数を上回る「売り手市場」の状態が続いています。大卒求人倍率はコロナ禍前の水準に戻りましたが、大学生活の初期段階でコロナ禍を経験し、オンライン授業の導入やキャンパス活動の制限など、従来の学生生活とは異なる環境で学業を続けてきた25卒の学生たちは、就職活動における情報収集では動画コンテンツやSNSなどを活用するようになりました。
(※1,2)リクルートワークス研究所「第41回 ワークス大卒求人倍率調査(2025年卒)」より
情報収集の手段が多様化するなか、OpenWorkに登録する学生ユーザーは具体的に、どのような場面で社員・元社員の「リアルな声」を活用しているのでしょうか。就活を終えた先輩学生が自身の就職活動についてまとめたOpenWorkの「就活レポート」から25卒ユーザーが投稿した「OpenWork活用法」を分析し、カテゴリごとに最も多い活用法でランキング化しました。
1位 年収の情報を見て企業選びの参考にした
長引く物価高や新卒採用の「売り手市場」によって、大手企業を中心に優秀人材獲得に向けて初任給を引き上げる動きが相次いでおり、こうした背景から、昨今の就活生が企業選びの際、年収に関する情報に注目していることが考えられます。給与・年収は働く上で重要な要素である一方、面接や社員訪問の場では聞きにくい内容なだけに、クチコミが活用されていることがうかがえます。
2位 内定先を決める時・決めた後の企業の情報を調べた
企業の選考を通過した後や内定が出たタイミングなどにOpenWorkを使い、複数の判断材料のうちの一つとして、多角的に企業を理解するためにOpenWorkを活用したという声が寄せられています。内定が出る前後で、特に読み込んだクチコミの内容が異なるユーザーも見られました。
3位 面接対策のための情報を収集した
採用面接時に面接官に質問を求められた際、応募者である就活生が面接官に尋ねる「逆質問」。企業に対する関心や熱意を伝えることはもちろん、企業の実態を見極める貴重な機会であり、意図を持った質問をすることでより効果的な面接となります。就活生の多くがOpenWorkを活用して企業研究を深め、面接に臨んでいることが読み取れました。
■大学群別ユーザー内訳 上位校の登録が半数以上
ユーザーの所属大学別に見ると、東京大学、京都大学を含む国公立大学が約3割を占め、慶應義塾大学や早稲田大学など有名私立も含めると上位校の学生の登録が半数以上となっています。
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