就職・転職のための情報プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:大澤陽樹)は、2023年5月末時点のOpenWorkに投稿された「社員クチコミ数」(※1) が1,500万件を突破したことを発表いたします。
(※1)8つの評価スコアと8カテゴリのクチコミおよび残業時間・有休消化率の合計数
OpenWorkは2007年のサービス開始以来、実際に働いた経験に基づく「社員・元社員の声」を公開することによって、企業の労働環境をよりオープンにし、ジョブマーケットの透明性を高めることに努めてまいりました。SNSの普及による情報の透明化、レビュー文化の広まりといった時代の変化は転職領域にも現れ、OpenWorkの累計会員数は約565万人、社員クチコミが掲載されている企業数は約6万7,000件(東証プライム市場上場企業の95%以上を掲載)、2023年5月には社員クチコミ・評価スコアが累計1,500万件突破(※2)。国内最大級の社員クチコミを有する、転職・就職のための情報プラットフォームとして運営しております。
2017年には、社員・元社員による会社評価から「求人情報」を探せる機能を実装。約5万5,000件(※2)の求人を掲載しています。企業側が公開している情報に社員クチコミを掛け合わせることで、求職者は客観的でリアルな会社の実態を確認しながら求人を検索でき、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながります。
(※2)2023年5月末時点
就職活動中の学生のみなさまには、OBOG訪問と同様に、先輩社員の生の声を知ることができるツールとしても支持されてまいりました。今年2月には、就活体験記を投稿・閲覧できる「就活レポート」機能を開始。入社を決めた会社に関する情報や先輩就活生の志望業界・企業選びの軸の変化など、就活期間における様々な情報が掲載されています。コロナ禍を契機にリモート環境下でのオンライン就活が常態化する中、社員クチコミの閲覧は「自分に合う会社」を見極める方法の一つとして就活生の2人に1人(※3)にご利用いただいています。
(※3)2022年卒業予定の学生ユーザー数は約24.9万人。毎年就活生は約50万人いることから算出
今後もOpenWorkでは、「社員クチコミ」を公開することで健全な雇用環境の発展に貢献するとともに、一人ひとりが主体的に仕事を選択でき、誠実な経営者に人が集まる社会づくりに貢献できるよう、利便性の向上とサービス拡充に努めてまいります。
■「社員クチコミ」の健全性への取り組み
OpenWorkは、社員クチコミ情報の透明性・信頼性を高めるため、独自のガイドラインを設定しています。投稿された社員クチコミは、AIと目視による全件審査を経て公開。不適切な回答と判断できる場合には非掲載の処置をとるなど、クチコミの健全性を保つことを第一に運営しています。その結果、半分以上がニュートラルなクチコミとなっています。 また、評価点は単純平均ではなく、より信頼のあるスコアとするため「最新性・回答者数・乖離性」などの観点から独自のアルゴリズムによって算出しています。
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・質の高い情報を共有するための「レポート回答ガイドライン」リンクはこちら
■社員クチコミは「重要なインフラ」
ソーシャルメディアの普及とともに、転職・就職活動において社員クチコミを活用することは一般的になりつつあります。コロナ禍を契機とした昨今の働き方の変革においても、社員の声を経営に活かし、柔軟に企業経営のあり方を見直す企業への評価は高まっています。厚生労働省が発行する労働経済白書において、「重要なインフラの一例」と紹介されるなど、社員クチコミへの注目は年々増しています。
■金融市場で企業評価の指標として活用が進む「社員クチコミ」
社員クチコミは、日本の「働くリアル」がわかるワーキングデータです。企業の組織風土や労働環境の実態を表す企業評価の指標として、世界有数の外資系投資銀行など様々な金融機関での活用が進んでいます。OpenWorkの社員クチコミデータと、企業文化・業績の関係性を研究した西家宏典氏(株式会社クレジット・プライシング・コーポレーション)と、津田博史氏(同志社大学理工学部教授)の共同研究論文「従業員口コミを用いた企業の組織文化と業績パフォーマンスとの関係」は、2018年度証券アナリストジャーナル賞を受賞するなど、様々な分野で高い評価を獲得しています。
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