就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」(http://www.vorkers.com)は、社員クチコミによる「平均残業時間推移」を発表しました。
長時間労働の是正に関する議論がこの5年ほど盛り上がりを見せている中、政府も「働き方改革」を掲げ、働き方担当大臣の新設や労働基準法の改正など様々な施策を立ち上げています。企業側も「ノー残業デー」や、「朝方勤務制度」の積極導入、リモートワークなどの制度を取り入れるなど、働き方を見直す動きも活発化しています。日本社会全体で残業に対する意識変化が進む中、実際に働く社員の残業時間はどう変化しているのか。Vorkersでは、現職社員のクチコミから残業時間の推移を調査しました。
今回の調査レポートでは、Vorkersに寄せられた、現職社員(回答時)による残業時間データを年次で集計し、平均の推移を調査しました。Vorkersが実数として取得している残業時間は、企業が公式に発表している残業時間ではなく、社員自身が認識している残業時間となるため、サービス残業が含まれた、より実態に即したものとなっています。また、業界別の平均残業時間推移も併せて発表しました。
■6万人の社員クチコミによる「平均残業時間推移」
http://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_32
【Vorkersについて】「Vorkers」では、就職・転職の参考情報として、職場環境に対する社員・元社員の評価点やレポートを共有しています。企業の社員・元社員から情報を収集しているWEBサイトとしては、国内最大規模のクチコミ数と評価スコア(300万件超)が蓄積されており、会員数は約133万人(2016年11月時点)となっています。経営者や人事部のフィルターにかかっていない「社員の生の声」を共有することで、企業の実情をオープンにし、就職・転職活動をサポートしたいと考えています。また、ジョブマーケットの透明性を高めることで、「社員を大切にする企業の方が大切にしない企業よりも評価され、誠実なCEOが誠実に会社を経営しやすい雇用環境となること」を目指しています。
〔Vorkersの由来〕 “Voice of Workers”(働く人たちの声)という意味と、“Workers”の“W”を“V”に置き換え、働く人の「自立」という意味が込められています。