就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」(http://www.vorkers.com)は、「残業と株価の相関関係」を発表しました。
安倍首相は経済政策の一環として働き方改革を掲げ、財務省と厚生労働省がまとめる新たな経済政策においても、働き方改革として残業時間に上限を設けるなど、長時間労働を抑制する案が示されています。残業時間を減らす対策が進められる中、今回の調査レポートでは、過去約10年間(2007年12月末-2016年6月末)の株価上昇率(各年の調整済み終値で算出)と、Vorkersに寄せられた平均残業時間の関係性を分析しました。
また、月間平均残業時間が「30時間以下」で株価上昇率が高い企業のランキングも併せて発表します。
■残業と株価の相関関係
http://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_28
【サマリー】
・「残業時間が長いほど株価上昇率が高い」という結果に
・「残業30時間以下企業の株価上昇率ランキング」では、1位に日本調剤、2位にオリエンタルランド、3位に良品計画がランクイン
【Vorkersについて】「Vorkers」では、就職・転職の参考情報として、職場環境に対する社員・元社員の評価点やレポートを共有しています。企業の社員・元社員から情報を収集しているWEBサイトとしては、国内最大規模のクチコミ数と評価スコア(270万件超)が蓄積されており、会員数は約120万人(2016年7月時点)となっています。経営者や人事部のフィルターにかかっていない「社員の生の声」を共有することで、企業の実情をオープンにし、就職・転職活動をサポートしたいと考えています。また、ジョブマーケットの透明性を高めることで、「社員を大切にする企業の方が大切にしない企業よりも評価され、誠実なCEOが誠実に会社を経営しやすい雇用環境となること」を目指しています。
〔Vorkersの由来〕 “Voice of Workers”(働く人たちの声)という意味と、“Workers”の“W”を“V”に置き換え、働く人の「自立」という意味が込められています。