就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」(http://www.vorkers.com)は、「上場企業の時給ランキング2016」を発表しました。
今回の調査レポートでは、上場企業の有価証券報告書とVorkersに投稿されたデータから、企業による公開情報だけでは知ることが難しい、残業時間も含めた労働時間から上場企業各社の「時給」を算出しました。
「時給」は、有価証券報告書による平均年収を、各社の標準労働時間及びVorkersに投稿されている平均残業時間(月間)から算出した年間勤務時間で割った金額となります。今回の集計では、上場企業1,484社を対象とし、純粋持株会社はランキングから除いております。
■上場企業の時給ランキング2016
http://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_27
【サマリー】
・トップ3を総合商社が独占(三井物産、三菱商事、伊藤忠商事)
・トップ10のうち9社が時給5,000円超え。トップは6,000円超えという結果に
・マスコミからは電通、WOWOW、食品からは味の素がランクイン
・トップ30で最も残業時間が少ないのは石油・天然ガス開発の国際石油開発帝石(19.4時間)
・上場企業1,484社の平均時給は約2,600円
【Vorkersについて】「Vorkers」では、就職・転職の参考情報として、職場環境に対する社員・元社員の評価点やレポートを共有しています。企業の社員・元社員から情報を収集しているWEBサイトとしては、国内最大規模のクチコミ数と評価スコア(260万件超)が蓄積されており、会員数は約120万人(2016年6月時点)となっています。経営者や人事部のフィルターにかかっていない「社員の生の声」を共有することで、企業の実情をオープンにし、就職・転職活動をサポートしたいと考えています。また、ジョブマーケットの透明性を高めることで、「社員を大切にする企業の方が大切にしない企業よりも評価され、誠実なCEOが誠実に会社を経営しやすい雇用環境となること」を目指しています。
〔Vorkersの由来〕 “Voice of Workers”(働く人たちの声)という意味と、“Workers”の“W”を“V”に置き換え、働く人の「自立」という意味が込められています。